2011年4月23日土曜日

肝臓がん抗がん剤

左右上下計4個存在し、血清中のカルシウム値を一定に保つ役割を担っています。
甲状腺の病気としては、バセドウ病、甲状腺腫瘍(良性?悪性)、慢性甲状腺炎など多彩なものが含まれますが、ここでは悪性の甲状腺腫瘍、すなわち甲状腺がんについて解説します。
2.甲状腺がんの特徴  
甲状腺がんには他のがんと比べていくつかの特徴があげられます。
 まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。
 甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
3.甲状腺がんの種類  
 甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
4.甲状腺がんの症状  
甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。
 ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断  
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
 また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療   肺がん咳
甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。 肺がん咳
 遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。
肺がん咳
甲状腺がん手術の合併症
甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、
深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)
治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものである。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。
治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によっては、診断や治療計画について患者が他の専門の医師に意見を求める行為(セカンドオピニオン)は、十分な治療を行ううえで手助けとなる。
乳汁を分泌する乳腺小葉上皮(しょうようじょうひ)、あるいは乳管までの通り道である乳管の上皮が悪性化したものであり、近年の日本人女性の悪性腫瘍のなかでは最も頻度の高いものとなっています。
 乳がんは、小葉由来の小葉がんと乳管由来の乳管がんとに大別されます。乳管内、あるいは小葉内にとどまっていて血管やリンパ管に浸潤していないものを、非浸潤がんといいます。非浸潤性(ひしんじゅんせい)乳管がんは比較的少数です。欧米では非浸潤性小葉がんは悪性疾患としては扱われず、経過観察が原則になっています。浸潤がんは血管やリンパ管から全身への血流にのり、リンパ節、骨、肺、肝臓、脳などに転移します。
 特殊な乳がんとして乳頭や乳輪の湿疹状のただれを症状とするページェット病がありますが、予後は非浸潤がんと同様に良好です。また乳房全体が炎症状に腫脹(はれる)し、すみやかに全身への転移を起こす炎症性乳がんという極めて予後不良のタイプもあります。
原因は何か
 乳がんの原因は単一ではありません。乳がんを発症する危険因子(リスク)としては、近親者に乳がんにかかった人がいること、過去に乳頭腫(にゅうとうしゅ)や線維腺腫(せんいせんしゅ)などのリスク病変にかかったこと、片側の乳がんにかかったことなどが最も重要視されます。これらは遺伝的要因によるものです。そのほかにも出産を経験していないこと、授乳をあまりしていないことなどもリスクになります。
 これらは乳がんの発生の母地となる乳腺が、萎縮せずに長期間存在することを意味します。また卵胞ホルモンであるエストロゲンの関与が発がんや増殖、転移に関係していることも知られており、経口のホルモン薬も長期にわたって服用すると発がんのリスクを上げるといわれています。しかし、近年の日本における乳がんの急増は、これだけでは説明しきれません。未知の要因が多く関係しているものと思われます。
症状の現れ方
 乳がんの症状は、90%以上は痛みを伴わない乳房腫瘤(にゅうぼうしゅりゅう)です。患者さんは自分で腫瘤を触れることができます。また一部の乳がんでは乳頭からの分泌物を症状とすることがあります。乳がんによる乳頭分泌物は血液が混じったものが多い傾向にあります。その他、乳頭や乳輪の湿疹様のただれを症状とするものもあります。
 骨や肺に転移して手術不能の状態になって初めて病院を受診する例もあります。症状があった場合に、専門医の診察を受けるかどうかで患者さんの運命は大きく変わります。健診によって発見される無症状の乳がんは数%以内です。
検査と診断
 乳がんの診断は視触診が基本です。しかし、これらの理学的診察法は担当医の経験や患者さんの体型により、大いに精度が左右されます。そのための補助的画像診断としては乳房X線撮影(マンモグラフィ)、超音波検査を行います(図3)。X線撮影で腫瘍の陰影や石灰化など典型的な所見があれば、乳がんが強く疑われます。超音波検査では、特徴のある不整形の腫瘤像が認められれば乳がんが疑われますが、典型的な所見を示さない乳がんもあるので、理学的診断や画像診断のみに頼るのは危険があります。
 乳がんの疑いが濃厚であれば、細胞診、針生検などの顕微鏡的検査を行います。細胞診は腫瘤を注射針で刺して細胞を注射針内にまずはがん細胞の成長?進行を止めることが先決です。いきなりがんを消すことは考えません。
基礎的な体力、元気、食欲を取り戻すことによって、今以上に悪くならないことを目指すのです。 たとえがんが体に残っていたとしても、それ以上大きくならなければそれでいいのです。体に悪さをしなければいいのですから。がんを消すのではなく、がんの周りに壁を作り、囲んでいくのが、漢方の抗がん剤の効き方です。
がんを囲い込むことにより、がん細胞をじわじわと締め付け体に害のない「線維細胞」に変質させてしまうのです。
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの?望まれるもの
抗がん剤の投与や放射線治療を受けながら、あなたが自分の意思で最新のがん治療を始めても何も問題は有りません。
西洋医学の治療と漢方の治療はぶつかり合うことはないのです。
副作用も殆ど無く、西洋の医薬品との衝突も有りません。むしろ、西洋?東洋それぞれの長所を生かして治療にあたることで高い治療効果をあげている患者さんは数多くいらっしゃいます。
患者様、ご家族の皆様方、担当医、病院のスタッフ、そして漢方がんセンターが望みわれわれみんなが到達すべき終着点は「患者の治癒」に他なりません。
西洋医学が一番でもなく、東洋医学が一番でもなく。シンプルに。
がん治療に対して、皆様方のご理解が深まり、患者の方々の回復に漢方がんセンターが少しでもお力添えできるならば、これ以上の喜びはありません。
1981年 世界医師会第34回総会で採決されたリスボン宣言より
患者は最新の医学知識のもとでその苦痛から救済される権利を有する。(10.尊厳性への権利-b)。
1990年 アメリカ議会において提出された技術評価局報告書
「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえ、患者の生活の質を悪化させる」
1998年 日本の厚生省の研究班
手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」
2005年 日本?第3次対がん10か年総合戦略をスタート予定。
がん治療専門医の育成盛り込む。
がん治療の新薬認証急ぐも国際標準化は8年以上先。
欧米では認可されたが日本には無い薬。あるいは日本だけが認可していて欧米では認可されていない薬、そんな薬があることをご存知でしょうか?
まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。
例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。
承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)
つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。
日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。
欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。
3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります
日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。
まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。
特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。
4.ご存知でしょうか?
保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。
さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。
また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状が


肝臓がん抗がん剤

あります。
5.未承認、認可していない薬に多くの日本の医師は手を触れません


肝臓がん抗がん剤

日本には抗がん剤の専門家が少なすぎるのです。
現場においても、アメリカには腫瘍の専門家?臨床腫瘍医がいます。外科とは別に内科の専

肝臓がん抗がん剤


門医が抗がん剤の投与に関わるのに対し、日本では医療は臓器別に細分化され、外科医が手術の延長上で(片手間で)投与に関わっています。

肝臓がん抗がん剤


日本で薬価基準を満たし認証された薬は約15000種類。 その2/3は日本以外で認められていません。しかし、日本は世界一薬を処方する国なのです。


肝臓がん抗がん剤

それらの「薬」の年間売上げは約6兆円。1兆円は医療への副収入、2兆円は製薬メーカー収入です。日本の医療現場で使用される薬の消費量は適切なのでしょうか?


肝臓がん抗がん剤

免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見

肝臓がん抗がん剤


し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップ

肝臓がん抗がん剤


する事はよくあるケースです。
治るという事について


2011年4月19日火曜日

肝臓がん手術

(2)化学療法
根治的な手術が不可能な場合には、化学療法の適応になります。大腸がんの場合、化学療法のみで完治することはまれですが、臓器機能が保たれている人では、化学療法を行わない場合と比較して、化学療法を行ったほうが、生存期間を延長させることがわかっています。抗がん剤というと、副作用が強く、治療を行ったほうが命を縮めてしまうと考えてしまうかもしれませんが、最近は副作用の比較的少ない抗がん剤の開発と、副作用対策の進歩により、入院せずに外来通院で日常生活を送りながら化学療法を受けている患者さんも多くなりました。大腸がんの化学療法は外来で行えるものも多く、副作用をコントロールしながら、がんあるいは治療と上手につき合っていくことが、一番の目標といえるでしょう。
以下に大腸がん化学療法に用いる代表的な薬と治療法について説明します。
5-FU(5-フルオロウラシル)+ロイコボリン
5-FUは数十年前より広く使われている薬で、胃がんや食道がんにも用いられています。大腸がんに対しては、ロイコボリンという薬と併用されることが多いですが、最近はそれに加えて後述するイリノテカンやオキサリプラチンとも併用されるケースも多くなってきています。使い方は、週に1回点滴する方法や、2週間に1回持続点滴を行う方法、週に1回肝動脈へ点滴する方法など、いろいろな治療法に組み込まれて使用されています。
副作用は比較的軽微ですが、下痢や口内炎などの粘膜障害や、白血球が減ったりすること、手指の皮膚が黒くなること、食欲の低下などに注意する必要があります。
イリノテカン
10年ほど前から用いられ、胃がんや肺がんでも広く使用されている薬です。大腸がんに対しては、単独あるいは、5-FU/ロイコボリンとの併用で用いられます。併用する場合には5-FUを短時間(15分)で投与する方法(IFL療法)と、5-FUを短時間で投与した上でさらに46時間持続的に投与する方法(FOLFIRI療法)の2種類あります。以前はIFL療法も多く用いられていましたが、副作用並びに効果の面でFOLFIRI療法のほうが優れていることがわかったため、現在ではFOLFIRI療法が多く用いられるようになってきています。
副作用としては、食欲の低下、全身倦怠感、下痢、白血球が減ったりすること、脱毛などがあります。また投与中の発汗や腸管運動の亢進などもよくみられますが、アトロピンなどの抗コリン薬を用いるとコントロールできることが多いです。食欲の低下に対しては、ステロイド剤や制吐剤を用いますが、コントロールが難しい場合もあります。そのような場合には、担当医に相談しましょう。
オキサリプラチン
オキサリプラチンは我が国で合成されましたが、主にフランスやアメリカなどで臨床開発が行われ、世界的には大腸がんに対する主な抗がん剤のひとつとなりました。我が国の一般臨床で使用できるようになったのは、2005年4月のことです。単独ではあまり効果を発揮しませんが、5-FU/ロイコボリンとの併用(FOLFOX療法)では、FOLFIRI療法とほぼ同等の治療成績を示しており、この2つの療法が現在の大腸がん化学療法の柱となっています。
副作用としてはイリノテカンと比較して食欲の低下は軽く、脱毛もあまり認めませんが、投与された患者さんの80~90%に感覚性の末梢神経障害をきたすのが特徴です。この末梢神経障害は、寒冷刺激により誘発され、冷たいものを触ったり、冷たい飲み物を飲んだりすることで、手先にびりっとする感覚や、のどの違和感が出現します。治療開始当初は2~3日で消失しますが、治療を継続するにしたがって、回復が遅れ、治療後4~5ヶ月で、10%の患者さんに機能障害(箸が持ちにくくなるなど)をきたすといわれています。このような場合には、オキサリプラチンの投与量を減らしたり、あるいは治療をお休みするなどして副作用の回復を待ちます。これら以外にも白血球が減ったり、血小板が減ったりすることが比較的よくみられます。
その他
これら以外にも経口剤であるUFT/LV、UFT、S-1なども患者さん自身の状況に応じて使い分けます。また、新しい作用機序を持つ抗体医薬品であるセツキシマブ、ベバシズマブといった、海外で有効性が示された薬も国内で少しでも早く使うことができるように治験が進んでいます。
これらの薬は、必ず使わなくてはいけないというものではなく、状況によってはむしろ使用
しないほうが患者さんにとって有益であるケースもあります。例えば、全身状態の悪い患者さんにイリノテカンやオキサリプラチンなどの治療を行った場合、白血球が予想よりも多く
減少したりする可能性もありますし、腸の通りが悪い患者さんにはイリノテカンは使用できません。そのような場合には比較的副作用の少ない5-FUを中心に治療を行ったり、がんの苦
痛を軽減するための治療(緩和ケア)のみを行うケースもあります。担当医とよく相談して最善の治療方法を選択して下さい。
6.手術後の管理
大腸がんは手術が治療の中心です。少し進行していても治るチャンスが他の消化器がんに比
較して高いわけですが、手術後は再発の早期発見のために定期的な検査を行うことが極めて重要です。大腸がんでは肝臓や肺?骨盤内に転移?再発する場合が多いのですが、その場合
でも切除可能な場合には早期に転移?再発病変を切除したり、切除不可能な場合にも早期に化学療法や放射線療法を開始することが大切だからです。したがって、手術時の病期により
異なりますが、手術後3年間は3~6ヶ月に一度通院し、胸部X線検査、肝臓のCT、超音波検査、腫瘍マーカーなどの検査を行います。厳重に追跡検査を行えば、再発の8割を2年以内
に発見することができます。成長の遅い大腸がんもあるので5年間の追跡は必要です。3年目以降は半年に一度の検査で十分です。
3)放射線療法
放射線療法には、1)手術が可能な場合での骨盤内からの再発の抑制、手術前の腫瘍サイズの縮小や肛門温存をはかることなどを目的とした手術に対する補助的な放射線療法と 2)切除が困難な場合での骨盤内の腫瘍による痛みや出血などの症状の緩和や延命を目的とする緩和的な放射線療法があります。
(1)補助放射線療法
切除が可能な直腸がんを対象とします。通常、高エネルギーX線を用いて、5~6週間かけて放射線を身体の外から照射します(外部照射)。化学療法の適応がある場合には、化学療法と併用して行われることが標準的です。手術中に腹部の中だけに放射線を照射する術中照射という方法を用いることもあります。我が国における専門施設では十分なリンパ節郭清により、骨盤内からの再発が少ないなど手術成績が欧米に比べ良好なことなどから、現在、我が国では補助放射線療法は欧米に比べ積極的に行われていません。
(2)緩和的放射線療法
骨盤内の腫瘍による痛みや出血などの症状の緩和に放射線療法は効果的です。全身状態や症状の程度によって、2~4週間などの短期間で治療することもあります。また、骨転移による痛み、脳転移による神経症状などを改善する目的でも放射線療法は一般的に行われます。
(3)放射線療法の副作用
放射線療法の副作用は、主には放射線が照射されている部位におこります。そのため治療している部位により副作用は異なります。また副作用には治療期間中のものと、治療が終了してから数ヶ月~数年後におこりうる副作用があります。
治療期間中におこる副作用として、全身倦怠感、嘔気、嘔吐、食欲低下、下痢、肛門痛、頻尿、排尿時痛、皮膚炎、会陰部皮膚炎(粘膜炎)、白血球減少などの症状が出る可能性があります。以上の副作用の程度には個人差があり、ほとんど副作用の出ない人も強めに副作用が出る人もいます。症状が強い場合は症状を和らげる治療をしますが、通常、治療後2~4週で改善します。治療後数ヶ月してからおこりうる副作用として、出血や炎症など腸管や膀胱などに影響が出ることがあります。

肝臓がん手術


4)化学療法
大腸がんの化学療法は、進行がんの手術後に再発予防を目的とした補助化学療法と、根治目


肝臓がん手術

的の手術が不可能な進行がんまたは再発がんに対する生存期間の延長及びQOL(クオリティ?オブ?ライフ:生活の質)の向上を目的とした化学療法とがあります。大腸がんに対して有

肝臓がん手術


効かつ現時点で国内にて承認されている抗がん剤は、フルオロウラシル(5-FU)+ロイコボリン(国内ではアイソボリン)、イリノテカン(CPT-11)、オキサリプラチン、UFT/LV、UF

肝臓がん手術


T、S-1などです。
(1)術後補助化学療法


肝臓がん手術

手術によりがんを切除できた場合でも、リンパ節転移があった場合に、再発率が高くなることが知られています。このような場合、手術を行った後に化学療法を行うことで、再発を予


肝臓がん手術

防するあるいは再発までの期間を延長できることがわかっています。このような治療を、術後補助化学療法といいます。一般には、術後補助化学療法の対象はリンパ節転移があるステ

肝臓がん手術


ージIII期の患者さんで、手術後に5-FU/ロイコボリン療法の6ヶ月投与が標準的に行われています。リンパ節転移のないステージI期、ステージII期の大腸がんについて術後補助化学療

肝臓がん手術


法の有用性は明らかではないため、基本的には術後補助化学療法は行わず、無治療で経過観察をします。


2011年4月17日日曜日

肝臓がん最新治療

なります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表
面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつをの治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できす。
の治療法は以下になります 外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもありす。
臨床経過観察。 がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
放射線療法の臨床試験。 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます再発前立腺がんの治療法再発前立腺がんの治療法は以下になります: 放射線療法。 放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
骨の痛みを和らげる緩和的療法としてのなどの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。 化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。で実施されている臨床試験についての前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き?がんの家系…両親と兄弟のなかに2人以上のがん患者がいる。
?食道に病変がある…逆流性食道炎、腐食性食道炎、食道アカラシア、バレット食道など。
以上7項目をあげましたが、とくに注意すべきことは、たばことアルコールです。したがって、食道がんを予防するためにしていただきたいことは以下の3点です。
?禁煙。
?過量の飲酒をしないこ。1日2合以下で、毎日は飲まないこと。アルコール濃度の高い種類のお酒を避けること。
?食道の粘膜が荒れるような熱いもの、辛いもの、硬いもの。
早めにみつけるためには
以上のような点に注意しても、食道がんの発生を100%防ぐことは不可能です。したがって早期発見がきわめて重要となります。 
ふだんから、地域での検診やかかりつけの病院での定期検査で、年1回は内視鏡(胃カメラ)検査を受けることが肝要です。また、前述したような自覚症状に気づいたら、我慢せず早めに病院を受診し、検査を受けてください。
もし、ルゴール散布による色素内視鏡検査を行ない、ルゴールに不染な白色の粘膜が5?以下であれば、がんの可能性は低いのですが、1?以上だとがんの可能性が高くなります。
微小な不染粘膜が発見された場合は、少なくとも6カ月後の再検査が必要となります。
食道がんは悪性度の高いがんの1つですが、最近の医学の進歩により食道がんの治療成績は飛躍的に改善してきました。早期がんであれば完治することも可能ですが、進行すればするほど治療も困難となります。
とくに喫煙者、多飲者の人は年1回の内視鏡検査(胃カメラ)を必ず行なえば、早期発見と早期治療に結びつくと考えられます。
がんでの死亡率日本人の3人に1人はがんで死亡しているといわれるくらい、日本人の死亡率として多い病気です。
その中でもとくに、食道がんというのはやっかいながんの1つです。
手術する際にも食道に最新の注意が払われなくてはいけません。
なので、食道がんでの死亡率を減らすために、今自分が出切ることを精一杯やっておょう。
当サイトでは、食道がんの初期症状から詳しく解説し、その治療方法まで述べていきます。
その1つ1つを十分に理解しながら、読み進めていっていただければ幸いです。
食道がんでの生存率
食道がんは上皮に出来るがんであると言われていて、50歳から60歳の年齢で多く10対1このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はすれば、入手できます。
外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
まとめの回答黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では腺窩に貯まるいって胸のなかにカメラを挿入する)を使って傷を小さくする手術手技も開発され、行なわれています。
抗がん剤治療と放射線治療
さまざまな理由で外科手術が不可能な場合や、再発転移を予防する治療法として、抗がん剤治療や放射線治療を選択します。
食道がんは、他の消化器がんと比べ、抗がん剤や放射線治療の効果が高いので、以前から広く行なわれてきましたが、最近ではより効果的な方法の開発もあり、有力な治療手段の1つとなってきました。
抗がん剤にはいろいろな副作用もあるので慎重に投与しますが、最近では副作用が少なく、がん細胞への効果の高い方法を選択しています。
食道がんにならないためには
食道がんになる危険性が高い項目をあげると、次のとおりです。
55歳以上の男性。
喫煙者…とくにたばこ1日20本以上。
飲酒者…とくに飲酒1日3合以上。あるいは強い酒をそのまま飲む。アルコールを飲む機会の多い接客業の女性など。
熱い食べものや辛い食べものが好きな人。
咽喉頭がん、胃がん、肺がん、大腸がんなどにかかったことがある。
の割合で男性に発症しやすいと言われています。
食道がんの生存率について皆さんは気になるのではないでしょうか。
どんな病気でも、やはり病気は【死】にもつながるイメージがありますので、生存率は気になります。そこで生存率についてちょっと調べてみました。
食道がんにかかった方の生存率ですが、残念なことに【5年以上の生存率は5%】と少ないものになっています。
食道がんにかかって1年以内の死亡率はとても高い病気なのです。
食道がんにかかると何故こんなにも生存率が悪いのでしょうか?答えは単純なものでした。
は癌は全身にひろがり手術や他の治療を行っても完治させるのは困難です。
癌の深部浸潤の程度(T因子)徴がある一方で、食道がんになっているところはルゴールに染まらず、白い粘膜としてはっきりと観察できるのです。
最終診断は、そのルゴールに染まっていない細胞組織を少し採って調べ、顕微鏡を使ってがん細胞を証明するのです。
食道がんが発見されたら、さらにCTスキャンや超音波(エコー)検査などにより、がんの進行度を調べ、その進行度に応じた治療方法を決定します。
食道がんの治療法は?
日本では以前より食道がんに対し、外科手術が治療の第一選択であり、主流でした。外科手術は患者さんの肉体的、精神的にきわめて大きな負担を与えてきました。
しかし最近では、外科手術も手技の改良や進歩、術後管理の発展により改善されつつあります。またがんを治すだけでなく、治療後の患者さんの生活の質の向上(QOLともいいます)まで考慮した、各種新しい治療法も開発されています。
これらの治療法をうまく組み合わせて食道がんを治す時代に入っています。したがって現在では、患者さん一人ひとりにあった、合理的な治療法を選択することが要求されていると言っても過言ではありません。
それでは代表的な食道がんの治療法を紹介します。
内視鏡的粘膜切除術


肝臓がん最新治療

粘膜固有層までにとどまっている食道がんは、通常、転移がみられないので、内視鏡を使て
通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあ


肝臓がん最新治療

ります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
外照射。 組織内照射 高密度焦点式超音波治療の臨床試験。

肝臓がん最新治療


放射線療法の臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れます


肝臓がん最新治療

が、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験に


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の治療法は以下になります:
通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあ

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ります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
法併用または非併用する外照射。 組織内照射。


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併用または非併用する放射線療法の臨床試験。 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試


肝臓がん最新治療

験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れまが、


2011年4月13日水曜日

がん肝臓転移

甲状腺の位置と触診
甲状腺は頸の前側にあります。甲状軟骨?輪状軟骨(のどぼとけ)の下、気管の前に、蝶が羽根を広げたような形で位置し、大きさは4×4×1cmくらいの臓器です。食道や反回神経(声帯を動かす神経)にも接しています。男性は女性よりのどぼとけの位置が低く、甲状腺も下寄りにあるので、鎖骨?胸骨の陰に隠れて触診しにくいことがあります。
甲状腺は普通、触ってもわからないくらい軟らかいのですが、病気になると様々な腫れ方をします。ですから甲状腺の病気の多くは、熟練した医師の触診によっておおよその診断ができます。
甲状腺の右側を右葉、左側を左葉、中央部を峡(部)とよびます。峡部が上方へ伸びている人もあり、その場合、その部分は錐体葉と呼ばれます。
甲状腺ホルモン
甲状腺からは、小児期には成長などにも関わり、大人になってからは主にからだの新陳代謝の調節をする甲状腺ホルモンという物質(F-T4、F-T3)が分泌されます。
簡単にいうと、からだに元気をつける物質で、男女関わらず、一定の量が分泌されています。
女性では更年期以後、女性ホルモンは減少しますが、甲状腺ホルモンは生涯必要で、一生分泌され続けるのです。これが過剰になったり(甲状腺機能亢進)、不足したり(甲状腺機能低下)すると、体調が悪くなります。脳(下垂体)から出る甲状腺刺激ホルモン(TSH)が、甲状腺から出るホルモンの調節をしています。甲状腺の裏側にある副甲状腺(上皮小体)は、体内のカルシウムの調節をするホルモンを出します。
ホルモン
ある臓器(内分泌腺)で分泌され、血液の流れにのって、体内の色々な場所で様々な作用をする物質の総称です。甲状腺ホルモン、副甲状腺ホルモンのほか、成長ホルモン、男性および女性ホルモン、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)、インスリンなどなど、人間の体には何十種類ものホルモンがあります。
ヨード摂取と甲状腺の病気
海藻類などに多く含まれるヨードの摂取量によって甲状腺の病気のタイプが変わってきます。
日本人は海藻をよく食べ、水道水などのヨードの含有量も高いので、どちらかというと性質のよい甲状腺の病気が多いのです(そのため欧米などヨード摂取量の不足している国では、食塩などにヨードを添加するようになりました)。ただし、ヨードの取りすぎ(とくにコンブ)は逆に甲状腺ホルモンを足りなくさせる作用があるので、注意が必要です。
放射線照射と甲状腺の病気
若いときに、結核性リンパ節炎などの治療のために、頸部に放射線照射を受けられたような方に、甲状腺や副甲状腺の病気(良性や悪性の腫瘍)が増える傾向があります。チェルノブイリの原子力発電所事故では子供たちの甲状腺がんが大問題になりました。通常のレントゲン検査程度であれば、あまり問題ないと考えられています。
甲状腺の病気と遺伝
甲状腺がんのうち、髄様がんの約半数は遺伝的に生じ、その原因となるがん遺伝子も特定されています。
それ以外の甲状腺がんについては、遺伝によると思われるものはほとんどありません。橋本病やバセドウ病、腺腫様甲状腺腫がある家系に集中して生じることが知られています。
これまで述べたこと以外では、甲状腺の病気と因果関係が明らかな生活習慣などはあまりわかっていません。お酒やタバコなどもとくに甲状腺がんの原因にはならないようです。とはいえ、大量の喫煙?飲酒は全般的にみて健康を損ないますので注意してください。
甲状腺の病気
甲状腺の病気にはホルモンが異常になる種類の病気と、いわゆる腫瘍性の病気(甲状腺のなかに結節(しこり、腫瘤)ができる)があります。
前者のほうが頻度的にはずっと多いです。両者は同時に起こることはあっても、基本的には別の病気です。
例外的に甲状腺にできたしこりがホルモンを勝手につくりすぎることがあります(機能性甲状腺結節)が、日本人には稀です。
一般に甲状腺の病気は女性に多い傾向がありますが、男性にもおこることがあります。
年齢的にもこどもから高齢者まであらゆる年代の人に起こります。
甲状腺ホルモン異常
甲状腺の病気にはホルモンが異常になる種類の病気と、いわゆる腫瘍性の病気(甲状腺のなかに結節(しこり、腫瘤)ができる)があります。
前者のほうが頻度的にはずっと多いです。両者は同時に起こることはあっても、基本的には別の病気です。例外的に甲状腺にできたしこりがホルモンを勝手につくりすぎることがあります(機能性甲状腺結節)が、日本人には稀です。
一般に甲状腺の病気は女性に多い傾向がありますが、男性にもおこることがあります。
年齢的にもこどもから高齢者まであらゆる年代の人に起こります。
甲状腺ホルモンが不足する病気―甲状腺機能低下症
橋本病
その他(放射線照射後など)
甲状腺ホルモンが過剰になる病気―甲状腺機能亢進症
バセドウ病
無痛性甲状腺炎(橋本病における一過性甲状腺機能亢進症)
亜急性甲状腺炎甲状腺の検査法
甲状腺の病気の種類により必要な検査も当然変わってきます。
甲状腺ホルモンが増えたり減ったりする病気では血液検査が、甲状腺腫瘍では超音波検査と細胞診が検査の中心になります。
血液検査甲状腺ホルモン(F-T4、F-T3)
甲状腺刺激ホルモン(TSH)
脳下垂体から出る、甲状腺ホルモンの分泌を調節するホルモン。血液中の甲状腺ホルモンが不足すると、甲状腺刺激ホルモンは増加し、逆に甲状腺ホルモンが過剰になると、甲状腺刺激ホルモンは減少する。
甲状腺自己抗体(マイクロゾームテスト、サイロイドテスト、TgAb、TPOAb、TRAb(TSAb)):
橋本病やバセドウ病の原因となるもの。
サイログロブリン
甲状腺から分泌されるたんぱく質の中にだけある特殊な物質で、普通は血液中にあまり出てこないが、色々な甲状腺疾患の場合に上昇する。甲状腺腫瘍の性質の推定、手術後の再発のチェックなどに有用。
CEA、カルシトニン甲状腺髄様がんの場合に上昇する。
血沈亜急性甲状腺炎で亢進する。
コレステロール
甲状腺機能亢進で低下、甲状腺機能低下で上昇する傾向がある。
など超音波(エコー)検査(US)
放射線の被曝なしに、甲状腺の大きさや内部の様子、リンパ節腫大の様子を、痛み無く診断できる。ただし、検査を行うものの技量により得られる情報に差が出やすい。
穿刺吸引細胞診(ABC)
注射針で問題となる甲状腺の部分を穿刺し、細胞を吸い出して診断する。多くの甲状腺がん、良性腫瘍の診断に有効。
最近は超音波検査と同時に行うことでより正確な診断が可能になっている。
その他頸部CT、MRI 甲状腺がんやリンパ節転移の広がり、周囲組織(気管、食道など)との関係を知るのに有用。
胸部レントゲン、肺CT 甲状腺がん肺転移の有無を知りたい場合などに行う。
シンチグラフィ検査(放射性ヨード、タリウム、ガリウムなど)
診断の難しい甲状腺機能(ホルモン)異常の場合や甲状腺がんの性質、遠隔転移の検索に有用な場合がある。
内視鏡検査
甲状腺がんが声帯や気管、食道に影響を及ぼしているか確認するために行うことがある。
病理組織検査(生検)
甲状腺悪性リンパ腫や未分化がんなど比較的稀な甲状腺腫瘍が疑われ、診断が困難な場合に行うことがある。
子宮頚がんと子宮体がん
女性の生殖臓器である子宮は骨盤の中央に位置しており、その両側には左右の卵巣があります。子宮は、解剖学的に子宮の下部、つまり子宮の出口にあたる子宮頚部と、子宮の上部、子宮の袋の部分に相当する子宮体部より構成されています。子宮がんとは子宮の上皮性悪性腫瘍を指し、子宮頚部に発生する子宮頚がんと子宮体部に発生する子宮体がんに大別されます。
前者は全体の約7割を占めているが、子宮がん検診の普及により減少傾向にあり、また上皮内がん(0期)を始めとする、ごく早期のがんが主体をなしてきています。これに対して後者は増加傾向にあり、上皮内がんの段階で発見されることは稀です。また、子宮体がんがほとんど全て腺がん(内膜腺由来)であるのに対して、子宮頚がんは扁平上皮がんと腺がんに分類されます。かつては大多数を扁平上皮がんが占めていたが、ここでも腺がんが近年急速に数を増やし、進行子宮頚がんのかなりの割合を占めるに至っています。
年令分布
子宮頚がんと子宮体がんにおける患者年令分布、発症頻度を(図1)示しました。
最も注目されるのは、子宮頚がんの発症が、20才台より急速に増加している点で、この病気が若い妊孕性を有する世代に重大な影響を及ぼしていることがわかります。幸いにしてこの世代の病変はほとんどが早期がんであるため、子宮温存が可能である場合が多いと考えられます。
これに対して、老年期に発見される子宮頚がんは、多くの場合が進行がんの形をとります。
一方、子宮体がんでは、50-60才を明確なピークとしており、閉経期前後から閉経期以降比較的早い時期の疾患であることがわかります。
病因
子宮頚がんの原因はヒトパピローマウイルスによる感染であることがかなり明確になってきています。
この感染に何らかの他の要因が加わり、発がんすると考えられています。感染は性行為によって発生し、それ以外の感染は極めて稀とされます。現在までのところ、感染から何年で発症するかは諸説があり、はっきりしていませんが、先(さき)の患者年令分布は性行為の開始年令と大きな関係があるとされます。
前がん病変である子宮頚部異形成(軽度、中等度、高度の3段階がある)を経て、がん化すると考えられており、がん組織はもちろん、異形成の組織よりも高率にヒトパピローマウイルスが証明されます。
なお、ヒトパピローマウイルスには100種類以上の型があり、一般にハイリスク型(16,33,52,58型など)とローリスク型(6,11型など)に分けられます。個々の症例における型決定は、子宮頚部細胞の採取(PCR法)などにより可能です。もちろんハイリスク型がより病変の進行を誘発しますが、異形成でハイリスク型のウイルスが検出された場合でも、がん化する確率は20%程度ではないか(諸説がある)と見られており、それほど高いものではないと考えられます。癌研有明病院婦人科は、厚生労働省が指定する「高度先進医療」によって「子宮頸部前がん病変患者のHPV型判定」を外来で実施しています。この検査方法についてのわかりやすい説明(HPV型説明)とより詳しい解説(HPV型解説)を掲載しました。
一方、子宮体がんの原因はこれとは全く異なっており、ホルモン環境が主たる因子とされます。従来より子宮体がん患者には、未婚、未妊、ホルモン剤服用などの因子が多いことが知られていましたが、何らかの原因による高エストロゲン状態が、発症に大きな影響を与えると考えられています。子宮体がんの場合も、前がん病変として子宮内膜増殖症が注目されています。現在、子宮内膜増殖症は単純型子宮内膜増殖症、複雑型子宮内膜増殖症、単純型子宮内膜異型増殖症、複雑型子宮内膜異型増殖症の4つに分類されています。このうち子宮内膜異型増殖症複合型は子宮体がんの前段階と考えられており、このタイプの増殖症が、がん組織と共に存在していることもしばしば認められます。これ以外の3つの増殖症は、いずれもがん化率は低いと考えられています。
診断臨床症状
子宮頚がんでは、不正出血、接触出血が主体ですが、初期の場合は無症状のことがむしろ普通と考えられます。これら無症状患者の多くは子宮がん検診で発見されています。子宮体がんでは圧倒的に不正出血が多く、特に閉経期以降の出血という形で発見される場合が多いとされます。子宮内腔に腫瘍が存在するため異常な帯下を主訴とする場合もありますが、集団検診で発見される場合には無症状のことも多いとされます。
検査細胞診
子宮がんにおける細胞診の役割は極めて大きいものがあります。婦人科領域における細胞診は子宮頚部(膣部)に対するものと子宮体部に対するものに分けることができます。
一般に、集団検診では、子宮頚部に対してのみ細胞診が行われる事が多く、子宮頚がんにおける診断率は99%以上という信頼性です。検査結果は通常5段階(クラスI-クラスV)に表示され、I, 2は正常を、3aは軽度ないし中等度の異形成を、3bは高度異形成を、IVは上皮内がんを、Vは浸潤がんをそれぞれ想定しています(表1)。子宮体がんに関しては、頚部のみの検索では不十分で、その場合の発見率は約50%にすぎません(図2)。
従って、近年増加傾向にある、子宮体がんの早期発見の向上ためには、集団検診での体部の細胞検査が必須となりますが、コストの問題に加え手技上の問題もあり、あまり普及していません。子宮体部細胞診の子宮体がんの正診率は約90%とされています。子宮体がんではクラスI 2が正常を、3は子宮内膜増殖症を、IV、Vはがんを概(おおむ)ね想定しています。
実際の手技には、増淵式吸引法、エンドサイト法などがあり、いずれも何らかの器具を子宮内腔まで挿入する必要があります。なお、子宮体がんの細胞診では、経卵管的な悪性細胞の採取が見られ、卵巣がんの13%前後、卵管がんの約50%が発見可能とされ、その他の腹腔内悪性腫瘍が偶発的に発見される場合もあります。
2.コルポスコピーとヒステロスコピー
コルポスコピーは、通常頸部細胞診による疑陽性以上(クラス3以上)の症例に対して行われます。
子宮頚部(膣部)病変に対しては、コルポスコピー(膣拡大鏡)で病変の質的診断をするとともに、このガイド下に狙い組織診(パンチバイオプシー)を施行します。コルポスコピーは単に病変を拡大するだけではなく、酢酸処理をすることにより、病変部と健常部を識別させることができます。
ヒステロスコピー(子宮鏡)は子宮内腔を観察するものですが、子宮内腔は潜在的な空間であるため、通常は何らかの液体もしくはガスによる子宮内腔の拡張が観察には必要となります。子宮体部の組織検査は、このガイド下に行うことも可能ですが普及しておらず、ブラインド(盲目下)での部分掻爬あるいは全面掻爬が一般的です。
一般に子宮頚部の高度異形成、上皮内がん、微少浸潤がんを疑う症例を対象として行います。
子宮頚部の組織を円錐状に広範囲に切除し、得られた組織は連続的に切片が作成されるた


がん肝臓転移

め、病変が全て切除されている場合は確定診断に至ります。
従って、この手技は、確定診断を導く検査法であると同時に、病変のマージン(辺縁)が十分


がん肝臓転移

切除されていれば、この手技で治療を終えてしまうこともあります。
実際の臨床の場では、様々な器具が使用されていますが、通常のメス(コールドメス)で切除


がん肝臓転移

し縫合する場合、レーザーメスを使用する場合、高周波電気(リープ)を使用する場合に大別されます。切除範囲、麻酔法、外来処置か入院処置かなどに関して施設間で大きな隔たりが


がん肝臓転移

あります。なお、一部の施設では、子宮体がんの頚部浸潤の有無の判定にこの手技が用いられています。

がん肝臓転移


4.画像診断
MRIは今日必須の検査で、明確な浸潤がんの治療前では、子宮がんのほぼ全例に施行される傾


がん肝臓転移

向にあります。原発巣の状況、近接臓器(特に膀胱と直腸)との関係などががよく把握されるため、術前検査としての価値は極めて大きいと考えられます。CT及び超音波検査は、原発巣


がん肝臓転移

に関する解析の他に、子宮外進展の有無に大きな情報を与えます。遠隔転移の存在は治療方針に重大な影響を与えるため、可能な限り綿密に行われます。

がん肝臓転移


また近年、を術前に行う試みもあります。まだ、一般的でありませんが、微少がん病巣の発見及びその臨床応用に期待が持たれています。


2011年4月9日土曜日

肝臓がん生存率

◆CEA 基準値 5.0ng/ml以下(膵臓がんの腫瘍マーカー)
CEAは大腸癌をはじめとする消化器癌、膵癌、肺癌などのさまざまな臓器由来の癌に幅広く出現するため、その診断補助および術後?治療後の経過観察の指標として有用性が認められています。
◆Dupan-2 基準値 150U/ml以下(膵臓がんの腫瘍マーカー)
DUPAN-2は、膵癌、肝?胆道癌にはとりわけ高い陽性率を示し、これら悪性疾患の診断補助ならびに術後?治療後の経過観察に有用な指標となります。 【膵臓がんの治療】
<治療方法を決めるにあたり>
膵臓がんの治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット?デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 患者さんが最終的な治療方法を最終的に決定する時代になりつつあります。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド?オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
難治癌である膵臓がんの場合には医師によって考え方や治療方針が異なることが多くなりますので複数の医師の意見を聞くことはとても大切なことといえます。
膵臓がんの治療は「外科療法(手術)」が中心となります。他に「放射線療法」、「化学療法(抗がん剤)」があり、がんの進行度(病期:ステージ。下記表参照)や患者さんの全身状態を考慮して治療法が選択されます。
病期分類(日本膵臓学会)
I期
膵臓がんの大きさが2cm以下で膵臓の内部に限局している状態
II期膵臓がんは膵臓内部に留まっているが、大きさが2cm以上である。または大きさは2cm以下であるが、第一群リンパ節まで転移がある状態
III期膵臓がんは膵臓の外へ少し出ているがリンパ節転移は無いか、第一群リンパ節までに限られている。または、がんは膵臓内部に留まっているが第二群リンパ節まで転移している状態IV期がんが膵臓の周囲の臓器や器官に浸潤しているか、遠隔転移がある状態
病期分類(UICC分類:国際的に使われている分類)
I期膵臓がんが膵臓の内部に留まっているか、ごく近くの組織までに留まり転移は無い状態。
II期がんは膵臓周辺の臓器や器官に浸潤しているが、リンパ節転移はない状態。
III期がんは膵臓に隣接したリンパ節に転移している状態。
IV期 がんが胃や脾臓、大腸、大血管、肝臓、肺などに転移している状態。
【膵臓がん(すい臓癌)の治療-外科手術(膵頭十二指腸切除)】
膵臓の頭部(膵頭部)にがんがある場合に行われる手術です。膵頭部に加えて十二指腸全てと胃や小腸の一部、胆嚢、胆管なども一緒に切除します。十分な膵臓が残りますので、消化液(膵液) とインスリンの産生は維持されます。
【膵臓がん(すい臓癌)の治療-外科手術(膵体尾部切除)】
膵臓の体部(膵体部)や尾部(膵尾部)にがんがある場合に行われる手術です。膵頭部側を残してがんができている膵臓と脾臓を切除します。
【膵臓がん(すい臓癌)の治療-外科手術(膵臓全摘出)】
膵臓のすべてを切除する手術で、膵頭十二指腸切除と膵体尾部切除を一緒に行います。この手術を行った場合には膵液を分泌する機能やインスリンを分泌する機能が失われてしまいますので、その機能を補うために薬を飲んだり注射を打つ必要があります。
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。身体の外から放射線を照射する外部照射と、手術中におこなう術中放射線照射があります。
すい臓癌は放射線に対する感受性が低く、根治を期待することは難しくなります。膵臓がんに対して放射線療法を行う場合には痛みを除くことが目的となることが多いようです。 【膵臓がん(すい臓癌)の治療-全身化学療法(抗がん剤)
膵臓がんが遠隔転移がある場合などは手術はできませんので抗がん剤の治療を行うことがあります。また術後の再発予防を目的として抗がん剤が使われることがあります。
最近ではゲムシタビン=ジェムザールという抗がん剤が使われることが多くなりましたが痛みをとるというのが目的で、腫瘍縮小効果や延命効果はほとんど望めません。
現在臨床試験(実験)で胃がんに使われる抗がん剤ティーエスワンを使う病院もありますが、やはり多くを望むことはできません。
膵臓がんは放射線療法や化学療法が効きにくいがんで、これらの治療でがんが治ることはありません。使用目的としては痛みをとるのが中心になります。膵臓がんは手術以外に確立された治療法がないのが現状です。
放射線療法や抗がん剤を用いた化学療法では白血球減少による免疫力の低下が起こりやすいため体を清潔に保つことが大切ですし、規則正しい生活を送る必要があります。 免疫力を賦活させることが大切です。
また、骨髄損傷による白血球減少、血小板減少、貧血などが起こりやすいため造血機能を強化することも大切になります。
前立腺がん(前立腺癌)
前立腺は膀胱の下にある男性にだけある臓器で前立腺液を分泌し精液の一部を作る臓器です。
前立腺にできる悪性腫瘍の事を前立腺がんといい、欧米では非常に多いがんです。 日本でも社会の高齢化や食生活の欧米化に伴い前立腺がんの発生は増加傾向にあります。 50歳代から増え始め70歳代、80歳代と発生率は増えていきます。
前立腺がんは1993年の米国では成人男性に発生するがんのうち第一位の発生率で死亡率は肺がんに次いで2番目となっています。 日本でも今後ますます前立腺癌の発生は増加していくことが予想されています。
前立腺がんは成長速度がおそく、発がんしてから臨床がんになるまでに40年近くかかると推定されています。 すなわち、青壮年期にがん細胞が発生し、20~30年経って微少がんとなり、その後数年以上経って臨床がんに成長すると考えられます。
前立腺がんは早期のうちに発見できれば直る率も高くなります。
簡単な血液検査で前立腺癌の疑いがあるかを調べることができるので、50歳以上の男性は定期的に前立腺癌の検査を受けることをお勧めいたします。 【前立腺がんの原因】
前立腺がんの発生は老化による性ホルモンのバランスのくずれが影響していると考えられています。 実際に前立腺癌の発生は50歳以上から増え始め高齢になるほど多くなります。したがって高齢者は前立腺がんになる可能性が高いといえます。 男性の平均年齢が上がればそれだけ前立腺癌の患者さんも増えることになります。
他に食生活の欧米化により、動物性脂肪や動物性タンパク質の摂取量が増えたこと、 繊維質やビタミンAの摂取量が減っていることも影響していると考えられています。
【前立腺がんの症状】
前立腺は男子の膀胱の出口、尿道のはじまりの部分を取り囲むクルミ大の臓器です。尿道に接する内側の部分を内線、外側の部分を外線とよびますが、前立腺がんのほとんどは外線にできます。一方、高齢者に多い前立腺肥大は内線にできます。
前立腺がんは外線にできるためすぐに尿道を圧迫することがなく、早期のうちにはほとんど症状がありません。がんが大きくなって尿道や膀胱を圧迫するようになると排尿に関連したさまざまな症状が見られるようになります。
例えば尿が出にくくなったり、尿がでるのに時間が掛かる排尿困難や尿の回数が特に夜間に増える頻尿、排尿後でも尿が残っている感じがする残尿感、尿の勢いが弱い尿線無力などの症状です。
ただし、これらの症状は前立腺肥大症でも起こる症状であり、症状だけでは前立腺癌と区別することはできません。
さらにがんが大きくなり尿道を強くあっパックするようになると排尿困難が進み、膀胱に尿が溜まっても排尿できなくなる尿閉が起こるようになります。また、尿道や膀胱内に浸潤した場合にはその部分が出血し血尿が見られることもあります。膀胱にがんが進むと失禁になります。尿管が詰まる閉塞状態になると腎臓で作られた尿が膀胱まで流れなくなり腎臓に溜まるようになるため水腎症になり背中に痛みを感じることがあります。
前立腺癌は骨、特に背骨や腰椎、骨盤に転移しやすく足腰が痛むようになりひどい場合には歩行困難にまでなることがあります。骨転移を起こした部位の骨が弱くなるため骨折もしやすくなります。
またリンパ節にも転移しやすく、その場合にはリンパ節に疼痛や張り(腫張)が見られ、下半身に浮腫みが現れることもあります。
自覚症状が出たときには既にがんが進行している事が多いため、50歳を過ぎたら泌尿器科で年一回は前立腺がんの検査を行う事をお勧めいたします。
【前立腺がんの診断】 前立腺がんの検査には次のものがあります。
<血液検査>
◆PSA 基準値 4.0ng/ml以下
1980年代に発見された前立腺がんの腫瘍マーカーPSAは前立腺癌の早期発見に大いに貢献しています。
他の多くの腫瘍マーカーは複数のがんに反応したり、初期には数値の上昇がないことがありますが、PSAは前立腺の異常だけに敏感に反応します。
前立腺癌の実に90%程度がこのPSAの検査で見つかっている画期的な検査方法です。
がんの進行とともにPSA値も上昇するため病期(ステージ)も予測することができます。
ただし、前立腺肥大症や前立腺炎でも上昇することがあるためPSA値だけではがんの確定診断はできません。
<直腸指診>
直腸指診は前立腺がんの検査で従来より行われている方法です。肛門から直腸の中に指を入れて、直腸の壁越しに前立腺の大きさや形、硬さ、周囲との境界、痛みの有無などの状態を調べる検査です。がんが進行している場合には前立腺は硬くなり、周囲の組織との境目が不明瞭になってきます。炎症が起きている場合には痛みも伴います。
直腸指診はPSAの検査で数値が高めであった場合に行われることが多くなってきました。
<超音波検査>
PSAの検査で数値が高めの場合に行われる検査で、前立腺の場合の超音波検査は肛門から 超音波発信器を入れて直腸を通して前立腺の状態を調べる経直腸的超音波検査が行われます。
正常な前立腺は左右対称で、周囲との境界もはっきりしていますが、がんになると左右非対称になったりいびつな形になったり、境界が不明瞭になります。
直腸診では分からない前立腺の内部の状態を画像で確認することが出来ます。
<針生検>
上記検査でがんの疑いがあれば針生検を行い前立腺癌の確定診断が行われます。
経直腸的超音波検査で前立腺の位置を確認しながら針を刺して組織を採取し顕微鏡で検査を行い、がんの拡がり具合、がんの悪性度などを判断します。
以上の検査で前立腺癌が確定した場合にはがんがどこまで拡がっているのかを調べることになります。
<CT検査>
CT検査(CTスキャン)はいろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピ
ュータを使って 非常に鮮明な画像を得ることができます。周囲の臓器やリンパ節転移の有無を調べることができ癌の進行具合を調べるためには重要な検査になります。
<MRI検査>
MRI検査は磁場を使っていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査で
す。 放射線の被曝がなく超音波検査では見分けの付きにくいがんもMRI検査で診断できる場合があります。
<骨シンチグラフィー>
前立腺がんは骨に転移しやすいので、骨転移の有無?位置を知るために アイソトープ(骨転
移のある部分に集まる物質)を 注射して2~3時間後、特殊なカメラで全身の骨を検査します。
<血液検査> ALP(アルカリホスファターゼ) 基準値 100~325IU/l
がんが骨に転移した場合にはALPの数値が異常に高くなります。
膵臓がんは胃がんや大腸がんなどのように消化管の内側にできるがんとは異なるため内視鏡で直接がんを見つけることはできません。また、じわじわとしみこむように拡がる性質があるため正常な細胞と癌細胞との境目がはっきりせず、画像検査でも見つけにくいのです。
膵臓がんが疑われる場合には以下の検査が行われます。
<画像検査>
◆超音波検査(膵臓がんの検査)
膵臓がんが疑われる場合に最初に行われる検査で超音波診断装置を使用する検査です。超音波検査は人体に害が無く、何回でも繰り返して行うことが出来ます。膵頭部と膵尾部の一部が見えにくいという欠点がありますが、2cm以上のがんであれば見つけられる可能性が高くなります。条件によっては2cm以下でも見つけることができる場合もあります。
◆CT検査(膵臓がんの検査)
CT検査(CTスキャン)はX線を用いていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影しコンピュータを使って 非常に鮮明な画像を得ることができます。超音波検査で調べきれなかった場合でもがんを見つけることができる事があります。
◆磁気共鳴胆管膵管造影-MRCP検査(膵臓がんの検査)
MRCP検査は核磁気共鳴画像(MRI)を応用した検査でX線の被爆がないことが利点になります。胆管と膵管の造影ができ狭窄や閉塞などの症状がでていれば見つけることができます。
従来は後述するERCP検査が用いられていましたが、患者さんへの負担が大きく、狭くなっている部分より上の情報も得られることなどから最近ではMRCPが行われることが多くなってきました。
◆内視鏡的逆行性胆管膵管造影-ERCP検査(膵臓がんの検査)
胆管と膵管に造影剤を入れてX線撮影する検査で、内視鏡を十二指腸まで挿入して胆管と膵管の共通な出口になっている十二指腸乳頭に細い管を差し込んで造影剤を入れます。
MRCPの検査よりも鮮明な画像を得ることができるのですが、膵炎などの合併症が起こる可能性があること、技術的に難しい検査であることなどの理由から精密検査としておこなう検査になります。
この検査において膵液や胆汁を直接採取し、細胞診や、さらに、遺伝子異常を調べるなどの精密検査を行うことができます。
◆血管造影検査(膵臓がんの検査)
血管造影検査は、足の付け根の動脈から細い管を挿入して造影剤を注入し、膵臓につなが血管を映しだす検査です。膵臓の血管の状態、血流の状態を見ることでがんの診断や拡がり具合を判断します。
<血液検査>
血液検査はがんが進行してから上昇することが多く、小さながんの発見にはあまり役にはたちません。
以下に膵臓がんの検査に使用される血液検査と基準値を示します。基準値は施設によって基準値が異なりますので詳しくは検査機関にお問合せ下さい。
◆血清アミラーゼ(S-AMY)、尿中アミラーゼ(U-AMY)
血清アミラーゼ 基準値 55-175U


肝臓がん生存率

尿中アミラーゼ 基準値 30-950IU/l
デンプンなどの多糖類を分解する消化酵素で主に膵臓と唾液腺で作られます。膵炎や膵臓が


肝臓がん生存率

んなど膵疾患の診断に重要な検査となります。血清アミラーゼと尿中アミラーゼのいずれもが低くなるとかなり進行した膵臓がんである可能性が高くなります。またいずれも高い場合

肝臓がん生存率


にも膵臓がんである可能性が高くなります。
◆リーパーゼ(Lipase) 基準値 5-35IU/l

肝臓がん生存率

中性脂肪を脂肪酸とグリセリンに加水分解する消化酵素で膵臓から分泌されます。膵臓癌の場合にはリーパーゼの値が高くなります。

肝臓がん生存率

◆エラスターゼ1(Elastase1) 基準値 300ng/dl以下
主に膵臓から分泌されるタンパク分解酵素で膵臓がんになると膵管が閉塞することで膵炎を

肝臓がん生存率

起こし早期の段階でも1000ng/dlを超えるような異常値になることがしばしばある。
進行した膵臓癌では正常から寧ろ低値を示す傾向があります。

肝臓がん生存率

◆CA19-9 基準値 37 U/ml以下(膵臓がんの腫瘍マーカー)
CA19-9は膵癌、胆道癌を始めとする各種消化器癌患者血中に高頻度かつ高濃度に検出され、

肝臓がん生存率

優れた腫瘍マーカーとしてその臨床的評価が確立しており、最もよく測定される腫瘍マーカーの一つです。


2011年4月4日月曜日

肝臓がん肝硬変

今度はその新しい治療法が標準的治療法になる可能性があります。
臨床試験はアメリカ国内のいろいろなところで実施されています。実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。患者とその家族、そして医療側が一体となって治療法を確定することががんの最善の治療法を選ぶ理想的な姿です。標準的治療法には以下の3種類があります:手術療法手術療法(手術によりがんを摘出する方法)は子宮頚がんの治療に時々用いられます。手術方法には次のようなものがあります:
円錐切除術:生検を行う目的で子宮頚部および子宮頚管の組織を円錐形に取り除く手術です。病理医が組織内にがん細胞があるか顕微鏡下で調べます。円錐切除術は子宮頚部の状況を診断または治療するために行われます。この方法は円錐切除診ともいわれます。
子宮全摘出術:
子宮頚部を含む子宮全体を取り除く手術です。腟を通じて子宮頚部を含む子宮を摘出する場合は腟式子宮全摘術といいます。大きく開腹して(腹部を切って)子宮および子宮頚部を摘出する場合は腹式子宮全摘術といいます。小さく開腹して子宮および子宮頚部を摘出する場合は腹腔鏡子宮全摘術といいます。
両側附属器切除術:
放射線療法(腔内照射と外照射の両方)。
広範子宮全摘出術とリンパ節郭清術。
広範子宮全摘出術とリンパ節郭清術のあとに、放射線療法と化学療法。
放射線療法と化学療法。
外照射を併用した高線量腔内照射の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。IIB期子宮頚がんIIB期子宮頚がんの治療法には放射線療法(腔内照射と外照射の両方)と化学療法の併用があります。III期子宮頚がんIII期子宮頚がんの治療法には放射線療法(腔内照射と外照射の両方)と化学療法の併用があります。IVA期子宮頚がんIVA期子宮頚がんの治療法には放射線療法
死亡や流早産を繰り返すことがある? このような症例に対しては抗凝固療法が有効であることを示した? さらに, 自己抗体の自然陰性化, 陽性化の観察されることがあり, そのような症例では無治療のままに生児を獲得することがありうることを示した? 現在, 自己抗体自然陰性化の免疫学機序について研究中である?
 3. 頚管無力症における頚管形態の超音波断層診断
従来, 頚管無力症の臨床的診断方法として確立されたものはない? 当科では, 超音波断層法にて頚管の形態を経時的に追跡し, その変化を?内子宮口の形態, ?頚管軸と子宮体軸とのなす角度, の二つの因子から解析した?その結果, 子宮口が凸→凹, 角度が180度に近くなるにつれて頚管開大の危険度が上昇することを明らかにした?このような症例に対する治療的頚管縫縮術の適応にについて前方視的に検討中である?
 4. 前回帝王切開創の超音波による評価  帝王切開の既往のある妊婦の経腟分娩において, 帝王切開創の菲薄化や欠損などの存在が子宮破裂につながる可能性が指摘されてきた? しかし, 現在まで切開創の分娩前における評価方法には確立したものがなかった?そこで, 妊娠中期および後期において経腟超音波???-??により子宮下部筋層を観察することにより, 前回帝王切開創の評価を試みた? さらに, その評価と開腹による子宮切開創の所見との対比を行った? その結果, 超音波による評価は開腹所見と高い確率で一致し, 臨床的有用性の高いことが示された?
 5. 母児同室と母性育成に関する研究  分娩直後ないし1-2日後から母児をいっしょの部屋で過ごさせた場合 (母児同室) , 分娩後退院まで母児を別の部屋で過ごさせた場合 (母児異室) , 母体の母性育成にどのような差異があるかを検討し, 母児同室は, 母性育成を促すうえに望ましい????と言えることを明らかにした? ただ, このような????を採用する場合には, 医療看護側の十分な?????, 家族の理解が必要である?
 不妊症治療後に妊娠した妊産婦では, その母性形成過程に特殊性があり, また, 産褥?????-???-??が高頻度に観察された? 今後, このような不妊に悩んだ後の妊産婦への精神的???-?が必要であると考えられ, さらに検討を進めている?
子宮頚癌ではその癌細胞にHPV(16,18型など)????の組み込みがみられる?ことにHPVのE6,E7遺伝子は癌抑制遺伝子産物P53,RB?????と結合し,これらを不活性化することから,子宮頚癌の発癌と増殖に深いかかわりをもっている?遺伝子増幅法(PCR法)によるHPV DNAの検出,その型判定法を確立し,以下の検討を進めている? 
女性におけるHPV陽性率
HPV陽性率を知ることを目的とし,子宮がん検診受診者および外来受診者について,その細胞診用検体採取時に,別に採取した擦過細胞のHPVを検索した?HPV DNAの検出には,L1 consensus primerを用いてPCR法を行った?
2)年齢別のHPV陽性率
年齢別のHPV陽性率を知ることを目的とし,上記の症例数をさらに増やすとともに,10才代,20才代の外来受診者についても検討中である?
現時点として,計3,011例について年代別に検討してみると,HPV陽性率は20才代に高く,30才以上では低下の傾向が窺われる?年齢別のHPV陽性率を明らかにすることは,HPV感染の自然史を考察する上に重要な情報となる?欧米でも30-35才以上になると陽性率は低下するとの報告があり,今後はさらに10代,20代の例数をふやして検討する必要がある? 子宮頚癌ではその癌細胞にHPV (16, 18型) ????の組み込みがみられる?ことにHPVのE6, E7遺伝子は癌抑制遺伝子産物P53, RB?????と結合し, これらを不活性化することから, 子宮頚癌の発癌と増殖に深いかかわりをもっている? 遺伝子増幅法(PCR法)によるHPV DNAの検出およびその型別診断法を確立し, 検討を進めている?
沖縄県における子宮頚癌罹患率は, わが国の????????にある? 本県における子宮癌検診時に別に採取した細胞検体についてHPV DNAを検索した結果, 陽性率は全体として2,887例中343例(11.9%)であった? 細胞診Class別では, Class?で8.7%(108/1,218例), Class?で10.0%(166/1,655例), Class?で71.9%(23/32例), Class?+?で88.5%(46/52例)であった? 即ち, 健常者と判断されるClass?+?での9.5%(274/2, 873例)は, 本土におけるよりやや高率であった? 現在, HPV型別分析を進めるとともに, 年令別陽性率についても検討中である?
 なお, 文部省科研費がん重点研究「性器の???????-?????感染とその子宮頚部悪性化への関与」班に参加し, 子宮頚癌の???????-解明のための疫学研究として, 子宮頚部異形成の?-??????-?研究も行っている?
2. 子宮頚癌の所属????節および遠隔転移巣におけるHPV検索に関する研究
頚癌????節転移の診断について, そのHPV DNA検出は組織診断よりも効果的であるとの指摘
がある?われわれは, 既に, 頚部擦過細胞と同様に, 摘出????節割面の捺印細胞, 腫大????節の穿刺細胞, 生検組織細胞, 喀痰細胞などからもHPV DNAの検出に成功している?
そこで, HPV陽性頚癌8例の手術時に得られた転移がうたがわしい????節36個について検索した結果, 組織転移陽性????節3個と陰性????節1個に原発巣と同型のHPVが検出された? と
くに後者でもまもなく同部位を中心に再発があり, 結果的には既に細胞????の転移があったと判断された? さらに, 腫大????節穿刺細胞, 肺転移疑いの喀痰細胞, 気管支鏡的採取組織
細胞についての検索も進めている?
 3. 子宮頚癌の集学的治療    
a)難治性子宮頚癌に対する Neo-adjuvant chemotherapyに関する研究
 難治性子宮頚癌に対し, 照射療法前Neo-adjuvant chemotherapyとして高用量Cisplatin
動注療法を行い, 1987年~1992年に対象とした69例について, Neo-adjuvant chemotherapy群では, 照射療法単独群と比較して, 高い局所制御率と生存率を得られ, また治療後のQOL
改善に有用であることを明確にした? さらに, Cisplatin誘導体254-S静注療法によるNeo-adjuvant
両側の卵巣と卵管を摘出する手術です。
広範子宮全摘出術: 子宮頚部、子宮、腟の一部を取り除く手術です。卵巣、卵管および隣接するリンパ節も取り除くことがあります。
骨盤内臓全摘術:
大腸、直腸および膀胱を摘出する手術です。女性の場合は子宮頚部、腟、卵巣および隣接するリンパ節を摘出します。体内から尿や便を排出するため、人口肛門(ストーマ)をつくります。この手術のあとで、形成外科医に依頼して人工的な腟をつくる必要がある場合もあります。
冷凍凝固手術:
上皮内がんなどの異常組織を冷凍し、破壊するために行われます。この方法は凍結療法ともいわれます。
レーザー手術:
レーザー光線(細くて強力な光線)をメスがわりに用いて細胞を無血で切ったり、がん病巣の表面を取り除く手術的方法です。
ループ式電気円錐切除法(LEEP):
細い針金で作った輪(ループ)に電流を通し、異常組織やがんを取り除くメスとして用います。 放射線療法放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺すかまたは成長させないでおくがん治療のことです。放射線療法には2つのタイプがあります。体外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。体内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤ、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。放射線療法の方法はがんの種類や病期によって異なります。 化学療法化学療法は、薬剤を用いてがん細胞を殺すかまたは細胞分裂を停止させることでがん細胞の増殖を停止させるがん治療のことです。口から服用したり、筋肉や静脈内に注入する化学療法では、薬剤は血流を通って全身のがん細胞に影響することができます(全身療法)。脊柱、臓器、腹部などの体腔に薬剤を直接注入する化学療法では、薬剤は主にこれらの領域中にあるがん細胞に影響します(局所化学療法)。化学療法はがんの種類や病期によって異なります。 その他の治療法については現在臨床試験において検証が行われています。現在アメリカで行われている臨床試験に関する情報は、インターネットを使ってNCI Web siteというホームページにアクセスすれば入手できます。
0期子宮頚がん(上皮内がん)0期子宮頚がんの治療法には次のようなものがあります:
ループ式電気円錐切除法(LEEP)。
レーザー手術。
円錐切除術。
冷凍凝固手術。
出産年齢を過ぎた女性、または妊娠?出産を希望しない女性に対する子宮全摘術。
手術を行えない女性に対する腔内照射。
IA期子宮頚がんIA期子宮頚がんの治療法には次のようなものがあります:
子宮全摘術のみ、あるいは両側附属器切除術を併用することもあります。
円錐切除術。
広範子宮全摘出術とリンパ節郭清術。リンパ節というのは豆のような形をした小さな粒状の組織で、体のいたる所に分布しています。リンパ節はリンパ液をろ過するフィルターの役目をしていて、体が感染などの病気と闘うときに役立っています。
腔内照射。
IB期子宮頚がんIB期子宮頚がんの治療法には次のようなものがあります:
放射線療法(腔内照射と外照射の両方)。
広範子宮全摘出術とリンパ節郭清術。
広範子宮全摘出術とリンパ節郭清術のあとに、放射線療法と化学療法。
放射線療法と化学療法。
外照射を併用した高線量腔内照射の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。IIA期子宮頚がんIIA期子宮頚がんの治療法には次のようなものがあります:
ります。血尿が出ることもあります。リンパの流れや血液の流れが悪くなり、下肢がむくむことがあります。卵巣、睾丸に照射されると不妊になることがあります。肝臓や腎臓は照射されると機能が低下することがあります。
3)二次がんの発生
放射線はがんを治す力ばかりではなく、がんをつくり出してしまう力もあります。放射線が照射された部位からがんができる確率は、照射していない場合に比べて高いとされていますが、非常に小さな確率です。がんはひとりにひとつだけでなく複数おこることがありますので、放射線で治療した部位に新たながんができたとしても、それが放射線が原因でつくられたがんと決めつけるわけにはいきません。放射線でがんを治す力は、二次がんをおこす危険をはるかに上回っています。
9.放射線治療が終わった後にも診察が必要
治療が終わった後は治療効果をみるためや、後から出てくるかもしれない副作用に上手に対応するために定期的に診察します。
10.放射線治療を安全で正確に行う体制
計画したとおりに実際に治療が行われているのかをチェックすることは、放射線治療が安全で正確に行われるために非常に大事なX線は、バリウム(造影剤)を注入してX線撮影を行う検査です。検査の前日に、大腸に食事などの残渣が残らないように、検査食と下剤をとっていただきます。大腸の中に、便などが残っていると、詳細な観察が不可能になるからです。検査の当日朝は絶食となります。肛門から、バリウムを注入するためのチューブを挿入します。チューブから、バリウム空気を注入して、肛門から、直腸、S状結腸、下行結腸、横行結腸、上行結腸、盲腸までのX線写真を撮影し、がんやポリープなどの病変がないかどうかを確かめます。
腹部超音波検査の様子と腹部画像
腹部超音波
腹部超音波は、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓を観察する検査法です。胃に食物が残っていますと、胃腸が動いたり、ガスがたまっていて、十分な観察ができませんので、検査の当日朝は絶食となります。検査は腹部にゼリーをぬり、端子をあてて様々な方向から、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓を観察し、がんやポリープなどの病変がないかどうか確かめます。ただし、肥満の方は、膵臓の観察が十分にできない可能性があります。
CTで見た胸部画像 CT検査機器
胸部ヘリカルCTは、小さな肺がんを発見するのに有効な検査です。検査は寝台に横になり息を止め、X線を用いて撮影します。一回の息止めで肺全体を連続的に撮影することが可能で、ミリ単位で画像を作成します。肺がん以外に他の呼吸器や循環器など胸部の病気を見つけることが可能です。
喀痰細胞診
気管支,肺から喀出される痰を顕微鏡下で観察することにより、がん細胞の有無や、そのがん細胞の種類(組織型)を知ることができます。特に喫煙者などに発生する太い気管支の扁平上皮癌などは、胸部レントゲン写真に異常陰影を生ずる前にこの検査で診断をつけることができることがあります。ただし、この検査ではがんがどこにあるかを知ることはできないので、気管支鏡などの検査がこの後に必要となります。
乳房視?触診
医師が、乳房を診察し、しこりの有無を判断する検査です。触診で発見できるものは、ある程度の大きさのあるしこりに限られています。
マンモグラフィ(X線検査)
マンモグラフィとは、乳房X線撮影のことで、非常に低い電圧で発生させたX線で撮影します。医師の触診だけでは発見できないしこりを診断することができます。特に、石灰化のある乳がんの発見に適しています。この他、乳腺症?乳腺線維腺腫などが診断できます。
超音波で見た画像
乳房超音波
超音波により、乳房の病変を検査する方法です。乳房超音波は、医師の触診だけでは発見できないしこりや、しこりの良性?悪性の診断に用いられています。乳腺の発達した人や、若年者の検査に適しています。
細胞診
子宮頸部の粘膜を採取し、がん細胞の有無や、その癌細胞の種類(組織型)を知ることができます。この検査によって、子宮頸がんの診断ができます。ただし、生理中の場合、十分な検査ができない場合がありますので、その場合は、後日、改めて検査を実施させて頂きます。
MRIで見た画像 MRI検査機器
MRIとは、Magnet Resonance Imaging(磁気共鳴像)の略です。MRIは磁場と電波を使って、体内に豊富に存在するプロトン(水素原子核)に共鳴現象をおこさせて体内を画像化し


肝臓がん肝硬変

て観察する方法です。MRIは脳?脊髄、骨軟部、骨盤のがんの診断に優れています。当センターでは、子宮がんや卵巣がんの検診に用いています。MRI検査は大きな磁石の中に入って検査


肝臓がん肝硬変

が行われるため、体内金属の有無などにより検査ができないことがありますので、ご了承願います。下記の金属を装着されている方や詳細が不明の方は、検査をできるだけ安全確実に


肝臓がん肝硬変

行うために、治療を行った医療機関で確認して下さい。
1.検査ができない方

肝臓がん肝硬変


ペースメーカー、金属製の心臓人工弁、除細動機(ICD)、人工内耳?中耳、脳脊椎刺激電極、体内埋め込み式のインシュリンポンプ、磁石式の人工肛門を装着されている方、冠状動


肝臓がん肝硬変

脈等に磁性体のステント挿入後2ヶ月未満の方
2.検査実施前に確認が必要な方:体内金属の材質により、検査ができない場合がありま


肝臓がん肝硬変

す。
標準的(現在用いられている)治療法もあれば、臨床試験として検証中の治療もあります。


肝臓がん肝硬変

治療を始める前に、臨床試験への参加を考えてみるのもよいでしょう。治療法に関する臨床試験の目的は、現在行われている治療法を改善したり、新しい治療法に関する情報を得たり


肝臓がん肝硬変

することにあります。現時点で「標準的」とされている治療法よりも新しい治療法の方がさらに良いと証明されれば


2011年4月3日日曜日

肝臓がん初期症状

行われますが、最初からホルモン療法との併用が行われることもあります。
13.がんの痛みに対する薬物療法
がんがおそろしい病気と考えられてきた理由の1つに、がん性疼痛と呼ばれる強い痛みに長い間苦しみながら死ぬのだと思われていることがあげられるでしょう。実際、がんの痛みをとる治療は、今まで積極的に行われてはいませんでした。がんの進行とともに痛みが起こることは多くなりますが、痛みを経験するのは70%の方です。末期になっても、30%の方には痛みは起こりません。現在では、痛みに関する医療技術が開発され、がんの疼痛はコントロールできるようになってきました。
がんの痛みには鎮痛薬が最も有効です。危険な作用や薬物依存のイメージで敬遠されていたモルヒネは、安全に使う方法が開発され、痛みの除去に最も有効な薬であると、国際的に重要性が認められています。
放射線は手術、抗がん剤とともにがんの治療の中で重要な役割を果たしています。放射線は手術と同じく、がんとその周辺のみを治療する局所治療です。手術と異なるところは、臓器を摘出する必要がなく、臓器をもとのまま温存することができ、そのため治療の前と同じような生活をすることが可能な治療手段であることです。放射線が、がん治療の手段として使われはじめてから100年以上がたちますが、その間に放射線治療機器、放射線生物学やコンピューターが発達し、放射線治療は急速に進歩してきました。がん組織に多くの放射線量を照射し、周囲の正常組織にはできるだけ少ない量の放射線を照射することができるようになってきて、がんを治せる可能性が高くなり、しかも副作用の少ない放射線治療が実現してきています。
1.放射線治療で使われる放射線の種類
放射線とは、空間や物質中を波のかたちや粒子でエネルギーを伝播するものを総称する言葉です。電磁波と粒子線の2種類に大きく分けられます。電磁波には、 X線、γ線(ガンマ線)などが含まれます。粒子線は、原子を構成する粒子(電子、陽子、中性子など)がいろいろな速度で飛んでくるものです。がんの治療に使われている放射線は、X線、γ線、電子線が主で、その他陽子線、重粒子線が研究段階で使われています。国立がんセンター(中央病院、東病院)では臨床に使用できるあらゆるX線、γ線、電子線が利用できる装置を備えている他、国立がんセンター東病院では1998年終わりから陽子線治療を開始し、頭頸部腫瘍、肺がん、肝がん、前立腺がんなどに適用されています
2.放射線ががんを死滅させることができる理由
放射線は、細胞のDNAに直接作用して細胞が分裂して数を増加させる能力をなくしたり、細胞が自ら死んでいく過程であるアポトーシスという現象を増強したりして細胞を死に至らしめます。放射線はがん細胞だけでなく正常細胞にも同じ作用をしますが、正常細胞はがん細胞よりは障害の程度が軽く、放射線照射前の状態に回復することがほとんどです。
3.放射線治療が果たしている役割
以前は、我が国では放射線治療の対象は手術ができないほど進行した症例がほとんどであったことから、一般の人には「どうしようもなくなってから気休めにやる治療」とか「一時しのぎの治療」という認識のされ方をしています。実際には、放射線は以下にあげるように治すことを目的としての治療から、症状を和らげるための治療まで幅広い役割を担うことができる治療です。
1)治癒させることが目的の治療(根治治療)
(1)放射線治療単独、場合によっては抗がん剤と併用して行う治療
臓器の形態や機能を温存することが可能な治療です。頭頸部がん、網膜芽細胞腫、悪性リンパ腫、子宮頸部がん、肺がん、食道がん、前立腺がん、皮膚がんなどで行われています。
(2)手術の前、または後の治療(術前、術後治療)
手術中に散らばるおそれのあるがん細胞をできるだけ殺しておくためや、がんをできるだけ小さくして手術をしやすくしたりするために手術前に放射線の治療をすることがあります。手術後には手術で切除しきれずに残ったがん細胞を殺してしまい、再発の可能性を下げるために治療をすることがあります。乳がん(温存療法、乳房切除術後)、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、食道がん、肺がんなどで行われています。
(3)手術後の再発に対する治療
手術をした部位から再発した食道がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなどでは、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒する可能性があります。抗がん剤と併用して治療することもあります。再発したがんによる症状を緩和する目的でも放射線治療が行われます。
(4)全身照射
骨髄移植を施行する直前に、免疫力を落として移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすために行います。1日で終了することもありますが、多くは数日にわたって行われます。最近は朝と夕方の2回治療を行い、3日くらいで終了する方法が多くなっています。
(5)術中照射
手術中にがん組織に放射線照射をする方法です。直接確認して確実にがん組織に照射することができ、がん組織周囲の腸管などの放射線に弱い組織を避けて治療ができます。膵がん、直腸がんなどで行われています。1回だけで終了します。通常の外部照射を追加することもあります。
2)がんによっておこっている症状を和らげるための治療(緩和治療)
骨転移による痛み、脳転移による神経症状、がん組織による気管、血管、神経などの圧迫による症状を和らげます。生存期間を延ばすことにはあまり寄与しないかもしれませんが、一日一日をできるだけ苦しまずに安楽に暮らしていけるようにすることが可能な治療です。
4.放射線治療の方法
放射線治療の方法には身体の外から放射線を照射する外部照射法と、放射線源を直接身体の組織や、食道、子宮といった腔に挿入して治療する密封小線源治療があります。どちらかひとつの放射線治療をすることもあれば、外部照射法と密封小線源治療を組み合わせて治療することもあります。最も多く行われている方法は外部照射法のみで行われる治療です。
非密封の放射性同位元素による治療についても簡単に記載します。
1)外部照射法
外部照射法に使われている治療機器には、放射線源であるコバルトを使う治療装置や、電子を加速してX線、電子線をとり出すリニアック、マイクロトロン、ベータトロンがあります。これらは高エネルギー治療装置といわれ、1960年代以降に普及してきました。それ以前は低いエネルギーのX線治療装置が主流でした。しかし、この治療装置では、身体の深いところにあるがんよりは表面の皮膚に高い線量となってしまい、がん病巣に対する線量が不十分なため、がんの治りが悪く、しかも強い皮膚炎が生じてしまいました。皮膚に潰瘍やケロイドができたりといった副作用が強く、しかも効果があまりないという放射線治療のイメージはこの時代につくられたものと思います。
外部照射は以下のような手順で行われます。
(1)固定具の準備
頭頸部領域などのがんを治療する場合には、シェルと呼ばれる固定具をつくることがあります。治療は何回にも分けてしますから、毎回同じ体位で治療するために使用します。毎回同
じ体位で治療することは非常に大事なことで、治療成績にも影響してきます。乳がん温存療法での放射線治療でも、毎回同じように上腕を上げるために特製の腕置きを使うことがあり
ます。
(2)治療計画
放射線をどの部位に、どの方向から、どのくらいの量を何回に分けて治療するのかという治療計画をします。シュミレーターと呼ばれるX線透視装置やCTを使って治療部位を決め、がん
に十分な放射線量があたり、がんの周囲の正常組織にあまりあたらないように放射線照射の方向を検討します。一方向からの治療のこともあれば、いくつもの方向から照射する場合も
あります。CTで得られた画像を用い、3次元治療計画、強度変調放射線治療(IMRT)という照射方法にすることもあります。従来の放射線治療方法に比べると腫瘍により限局して放射
線を照射することができる方法です。
どのような照射方法が適当かは腫瘍部の線量分布、周囲正常組織の照射線量、治療の目的、
全身状態などを考慮して決定します。
(3)照射位置のマ-キング
血液をサラサラにしてくれる
東洋医学では流れるべき血液が流れず、停滞する状態を「お血」とよんでいます。血液がドロドロとし、粘度が高くなると抹消血管まで通りにくくなり、血液がチョロチョロとしか流れなくなり、末端組織が酸素不足や栄養不調にみまわれ、抵抗力や免疫力が低下し、ガンをはじめとする生活習慣病が発生します。
モズクやコンブなどに含まれているフコイダンには、この血液の流れをよくし、免疫力を高めたり、活性酸素をとりのぞいてくれて、ガンの発生をくい止めてくれます。私たちの身体に流れる血液の量は、成人の場合、体重の8~10%といわれております。
体重70キロの人の血液量は、6キロもあり、どの臓器よりも重く(肝臓や脳で1.5キロ位)大きな比重を占めています。したがって病気の根本原因は血液にありサラサラとしたきれいな血液こそが健康をつくってくれるということがあらためて明らかになっています。
代替医療に関心が高まる
アメリカでは、代替医療(西洋現代医学以外の医療で、自然治癒力を高める方法)を希望する人が急激に増え、その中でもフコイダンは大変期待されています。
第三の医学といわれ代替医療への評価が高まり、現代医学の薬を使わずに病気を治療したいと願う人が、全患者の半分にまで増加しているのです。
これまでの手術や放射線、それに医薬品を用いた現代医学に治療を求めるよりも、もっと人にやさしく、副作用の心配がない医療としての、代替医療を求める患者が急増しています。
1990年、アメリカの国立ガン研究所は、抗ガン剤を天然物に求める研究計画をスタートさせました。また、1992年には、国立衛生研究所の中に、代替医療室が設立され、アメリカにおける伝統医療や民間医療といった、代替医療に対して幅広い調査を行うとともに、研究やシンポジウムが、ハーバード大学などで行われています。抗がん剤の種類
抗がん剤は作用の仕方や由来等により、「細胞障害性抗がん剤」と「分子標的治療薬」に分類されます。「細胞障害性抗がん剤」はさらに、代謝拮抗剤(たいしゃきっこうざい)、アルキル化剤、抗がん性抗生物質、微小管阻害薬等に分類されます。アルキル化剤や抗がん性抗生物質はある一定の濃度に達すると、作用時間が短くても確実に効きます。しかし、正常細胞への攻撃も避けられません。そこで現在、薬をより効果的にがん病巣に到達させる研究が盛んに行われています。また最近は、がんに特異性の高い標的を探し出し、その標的に効率よく作用する薬(分子標的治療薬)の開発が積極的に行われ、すでに医療の現場で使われはじめています。より薬物有害反応が少なく、効果の高い薬の開発が期待されています。個々の抗がん剤については、参考にしてください。
1)代謝拮抗剤
増殖の盛んながん細胞に多く含まれる酵素を利用して、増殖を抑え込もうとする薬です。代謝拮抗剤はプロドラッグといって、本来の働きをする前の化学構造を持った薬として投与されます。これががん細胞の中にある酵素の働きを受けて活性化され、抗がん剤としての効果を発揮するようにつくられています。しかし、この酵素は正常細胞にも存在するので、ある程度の薬物有害反応は避けられないことになります。この薬はがん細胞が分裂するときに効果を発揮するため、個々のがん細胞が分裂するときをねらって、長時間、持続的に薬を投与する必要があります。
2)アルキル化剤
もともとは、毒ガスの研究から開発された薬です。遺伝情報の伝達など、生命の本質に重要な役割を果たしているDNAに働く薬です。DNAは普通、核塩基が対になって2本の鎖状に結合し、それがらせん状にねじれた構造になっています。アルキル化剤は、強力で異常な結合をDNAとの間につくります。するとDNAの遺伝情報が障害され、またDNAそのものも損傷を受けます。細胞が分裂してがん細胞が増殖する際には、アルキル化剤が結合した場所でDNAはちぎれ、がん細胞は死滅します。
3)抗がん性抗生物質
細菌に対してペニシリンといった抗生剤が選択的に効くように、がん細胞に対しても選択的に働く抗生物質があるのでは、という研究のもとに開発されました。ある種の抗生物質と同じように、土壌に含まれる微生物からつくられたものです。もともと細菌やカビに効く構造を持った抗生物質の化学構造を変化させたりすることにより、がん細胞を死滅させる効果を発揮するようになったものもあります。
4)微小管作用薬
細胞の中にあって、細胞の分裂に重要な微小管というものの働きを止めることにより、がん細胞を死滅させます。微小管に対する作用の違いにより、ビンカアルカロイドとタキサンの2種類の化学物質に分類されます。また、微小管は神経細胞の働きにも重要な役目を負っているため、これらの抗がん剤によって、手足のしびれなどの神経障害が出ることがあります。
ビタミン剤を使うことがありますが、効果は不十分です。しびれ感など末梢神経障害に対する新薬が開発中です。12.ホルモン療法とは
ある種のがんでは、がん細胞の発育にホルモンを必要とします。そのため、特定のホルモンを分泌している部分を手術で取り除いたり、経口や注射によってそのホルモンと反対の作用をするホルモンを投与して、がん細胞の発育を阻止する治療法が行われます。この治療法をホルモン療法(内分泌療法)といい、がん細胞を殺すのではなく、がんの発育を阻止してコントロールするのが特徴です。ホルモン療法は長期間の治療になり、薬物有害反応は示すようなものがあります。治療の対象となる主ながんは、乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎がん等です。
乳がんでは、エストロゲンという女性ホルモンががん細胞の発育を促進しています。そこ


肝臓がん初期症状

で、女性ホルモンの主な供給源である卵巣を取り除く手術を行います。薬剤を用いる方法では、女性ホルモンとは反対の作用をするホルモン剤(男性ホルモン)を経口、あるいは注射


肝臓がん初期症状

によって投与します。
ほとんどが子宮内膜がんで、メドロキシプロゲステロンアセテートなどのホルモン剤と抗が

肝臓がん初期症状


ん剤を併用して治療します。初期や再発したがんに用います。特に初期のがんでは、高い効果が認められています。


肝臓がん初期症状


前立腺はがん化しても、男性ホルモンに強く支配されています。男性ホルモンの供給源である睾丸(精巣)を取り除く手術を行う治療法もありますが、高齢者などでさまざまな合併症



肝臓がん初期症状

がある場合には、化学療法あるいはホルモン療法が主な治療の手段となります。睾丸からのテストステロンの分泌を抑える薬剤や、男性ホルモンの働きを抑える抗男性ホルモン剤、男


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性ホルモンと拮抗する女性ホルモン(エストロゲン)剤等を投与し、抗男性ホルモン剤については新しい薬が検討されています。これらの治療の薬物有害反応としてインポテンツにな


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ったり、乳房が女性のように黒ずんで大きくなったり、痛んだりすることがあります。さらに、女性ホルモン剤は心臓や血管にも影響を与えます。

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ホルモン療法であまり効果がみられないケースや、最初は有効でも期間がたつと効果がなくなってくる場合が10%くらいあります。このような場合には抗がん剤による化学療法が